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臓器移植法には更に厳しい脳死判定基準を

脳死を人の死とは考えない医師らが声明

5月15日に厚生省で記者会見 100人を超える賛同者集まる 

脳死臓器移植に反対して来た松本文六氏、山口研一郎氏ら医師4人を呼びかけ人とする、「臓器移植法〝改悪〟に反対する医師声明運動」が発足。5月15日に厚生省で記者会見し、脳死を人の死とすることに反対し、脳死判定基準をより厳格化することを求める改定法案(C案)を支持する旨の声明を発表した。

松本文六
声明運動について報告する松本文六医師(第13回「臓器移植法」改悪を考える緊急院内集会で)

従来、脳死状態に陥ったら数日から一週間で心臓も止まるとされて来たが、最長で20年余も生きた例があるなど、近年では〝長期脳死〟あるいは〝慢性脳死〟と呼ばれる患者の存在が多数報告されるようになっている。こうした事実を元に、声明は「脳死は人の死であるという考え方は、具体的な医療の現場では否定されてきている」と述べている。

声明に賛同する医師は5月20日現在で全国で100人を超え、増え続けている。実際の医療現場からの脳死否定の声は、今後も波紋を広げそうだ。

 

 

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