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「愛善生活講座」で中村暁美さんが講演

「脳死」は人の死ではありません

石川県金沢市下本多町 エルフ金沢2Fで

 8月29日(日)、午後2時から人類愛善会北陸協議会主催「愛善生活講座」がエルフ金沢2Fで開催され、中村暁美さんが「「脳死」は人の死ではないー脳死の娘と共に歩んだ日々ー」と題して講演。120人が聴講した。中村さんは「脳死」と診断された長女・有里ちゃんと1年9カ月にわたり生活をともにした実体験から「脳死」は人の死ではないことを今も強く社会に訴えている。

講演する中村暁美さん
中村さん

中村さんは2005年12月、長女・有里ちゃん(当時2歳8カ月)が、原因不明の急性脳症となり、3日後に脳死状態と診断された。有里ちゃんは、家族と病院関係者の深い愛情と手厚い看護の中、脳死状態で1年9カ月を生き、2007年9月に亡くなった。

「今も私の手は、娘の体温を覚えています。温かい体に人の死を感じることはできませんでした。脳死は絶対に人の死ではありません」

中村さんは、その実体験から「脳死は人の死ではない」ことを強く訴え続けており、「脳死は一律に人の死」とする臓器移植法改定に当たっては、衆参両院の委員会審議で参考人質疑に招かれ、改定反対の意見を陳述した。

講演会では中村暁美さんの著書、「長期脳死 娘、有里と生きた一年九カ月」の販売も行われた。アンケート集計によると愛善講座初参加者は27人であった。

熱心に耳を傾ける参加者たち
参加者

 

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