バハイ教の呼びかけで、1950年から毎年1月の第3日曜日に世界各地で開かれている「世界宗教デー」の行事が、1月17日(金)、モンゴルの首都ウランバートル市で開催された。同国では99年から毎年開かれている。
午後2時半から市内の「ウランバートルホテル」を会場に、「物質と精神の双方の発展」をテーマに開かれ、仏教、キリスト教、大本、イスラム、バハイ教徒ら120人がモンゴル国内外から参加。大本・人類愛善会からは、吾郷孝志人類愛善会モンゴルセンター駐在員が出席した。
大本・人類愛善会を代表して「世界宗教デー」行事に参加する、吾郷孝志人類愛善会モンゴルセンター駐在員(エスペラント普及会事務局長)。ウランバートルホテルで |
集会では、モンゴル仏教、大乗仏教、イスラム、キリスト教、神道(大本)、バハイ教の順番で、各宗教代表者が約3分間の祈りの言葉や讃美歌の一節を奏上した。
この後、テーマに沿って、各代表者が3分間のスピーチ。吾郷駐在員は、物質的繁栄とは裏腹に日本の社会が抱える現実の一端を紹介。世界一の自殺率が9年間以上にわたり続いていることや、衝動的殺人事件が横行していることを紹介。そのうえで、大本の教えを引用しながら、物質と精神のバランスと調和がとれた、本来あるべき社会や人間の姿について語った。そして、人類愛善・万教同根の精神を元に、真の宗教が共通して持つ普遍的真理に帰依することの大切さを訴えた。
120人が参加し盛大に開かれた |
モンゴル仏教の祈り |
また、吾郷駐在員はエスペラントでもスピーチし、エスペランティストで人類愛善会員のエンヘ氏がモンゴル語に通訳した。
今日、世界の人々は金融危機など喫緊の問題をはじめ、様々なグローバルな問題に直面しているが、人類が一日も早く「精神やこころ」「信仰心」を、物質以上に大事にする心を取り戻すことが、根本的解決の道である。今回の各宗教代表のスピーチは、総合的に理解すれば、そう要約できるものであった。
最後に、ツェデンダンバモンゴル大統領宗教政策委員会長(人類愛善会モンゴルセンター会長)が閉会あいさつ。コーヒーブレイクでは参加者同士が懇談。特にエスペラントによるスピーチに関心が向けられ、吾郷駐在員はバハイ教、その他の宗教関係者から名刺交換を求められた。その中には、すでに人類愛善会を知る、人類学者のChristal Whelan(米国)さんの姿もあった。
キリスト教の祈リ |
![]() 大本の祈り |
エスペラントのスピーチ |
![]() ツェデンダンバ会長の閉会スピーチ |