国内ニュース

人類愛善会 環境問題講演会を開催

〜燃やさない文明を目指して〜

モンゴル児童支援 チャリティ ミニコンサートも実施

8月7日(土)午後2時から亀岡市立亀岡会館大ホールにおいて人類愛善会環境問題講演会 −美しい地球を次の世代に− が開催された。

田賀紀之人類愛善会長の開会挨拶の後、7月27日から来日していた人類愛善会モンゴルセンター会員でピアニストのフレルバータル・トヤさん(18歳)によるミニコンサートが行われた。トヤさんはモンゴル国立音楽舞踏学校ピアノ学科の学生。2007年にアメリカのサンホセ市で開催され、19カ国から130人が参加した「国際ロシア音楽ピアノコンクール」(中・高校生の部)で最優秀者の7人の中の1人に選ばれている。また、2009年3月にパリで開催され、10カ国から68人が参加した「第13回ミロシュ・マギン国際ピアノコンクール」(高校生の部)では3位に入賞。同年12月に「モンゴル音楽文化賞」を受賞するなど、モンゴルを代表する国際的なピアニストを目指し、日々研鑽を重ねている。

ミニコンサートを行うフレルバータル・トヤさん
トヤ

ミニコンサート後、2人の人類愛善会モンゴルセンター会員の紹介が行われ、トヤさんは国際共通語エスペラントで挨拶(通訳・吾郷孝志人類愛善会モンゴルセンター駐在担当)。もう一人、トヤさんと一緒に来日した人類愛善会モンゴルセンター会員のマンダフ・アユルザナさん(21歳)は流暢な日本語で挨拶。アユルザナさんは、現在モンゴル国立大学モンゴル言語文化学部モンゴル日本研究科3回生で、今春同大学で開催された「第5回日本語スピーチコンテスト」(2〜4回生の15人が参加)で優勝。将来、「日本とモンゴルの架け橋」となるような仕事に就きたいと希望している。今回は近畿各地で開催されたモンゴル児童支援チャリティコンサートにおける司会運営補佐としてトヤさんと一緒に来日していた。

左から 吾郷孝志人類愛善会モンゴルセンター駐在担当、
フレルバータル・トヤさん、マンダフ・アユルザナさん
三人

その後、吾郷孝志人類愛善会モンゴルセンター駐在がモンゴルの子供たちの写真を紹介。モンゴルの子供たちへの支援を訴えた。

引き続き、環境問題講演会へと移り、村沢義久東京大学総長室アドバイザー・前東京大学特任教授が、『「燃やさない文明」を目指して〜電気自動車と太陽光発電の役割〜』と題して講演。

質疑応答に応じる村沢義久教授
村沢教授

先生によると、日本政府は二酸化炭素などの温室効果ガスを「2020年までに1990年比で25%削減する」という目標をかかげているが、2050年までに、1990年比で80%削減し、ガソリン車を撤廃するぐらいでないと地球温暖化の進行を止めることはできないという。現在のガソリン車は安価で電気自動車に改造可能であり、電気自動車の充電には時間がかかると言われているが、高速充電器もあり、電気自動車はセカンドカーとしては十二分の水準にあることを紹介。また、太陽光発電の状況についても言及され、耕作放棄地を利用したメガソーラーの取り組みについても紹介された。

政府目標の25%削減を負担と考えるよりも、大きなチャンスととらえ、積極的に推進していくことにより、国際競争力の強化とエネルギー自給率の向上が期待されるとしている。

先生の講演は大変理解しやすく、講演後に設けられた質疑応答の時間の際には、様々な質問が相次いだ。中には専門的な質問をぶつける人もいた。

講演後は稲垣裕彦人類愛善会副会長の閉会挨拶があり、午後4時15分終了。なお、今回の講演会には約370名の入場者があった。

 

ページトップへ
Copy Right: Jinruiaizen Shinbun