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「平和な未来は必ず開かれる」

イ・パの子供たちにエール

= 中東和平プロジェクトin 小金井市

7月31日午後2時から中央大学附属高等学校講堂を会場に開かれた市民交流会では、「中東和平プロジェクトin 小金井市」実行員会委員長の稲葉孝彦市長ほか、世界連邦運動関係者らが、中東の子供たちに励ましのメッセージを送り、プロジェクトの意義を市民に訴えた。

稲葉市長
稲葉孝彦小金井市長

今こそ憎しみの連鎖を断ちきる時
 初めに挨拶した稲葉孝彦市長は、「平和を作るためには、力ではなく、信頼と友情、相互理解が必要です。イスラエル・パレスチナの長い紛争では多くの悲劇が繰り返されてきましたが、今こそ憎しみの連鎖を断ち切る時。小金井市はもちろん、世界中の人々が和平を願っています。今回のプロジェクトを通し、小金井の市民や子供たちにも、戦争の悲惨さと平和の尊さを実感していただければと思います」と述べた。

植木会長
植木光教世界連邦推進日本協議会会長

平和を開くリーダーに
 また、世界連邦推進日本協議会の植木光教会長は、「人間にとって一番大切な、愛を忘れてはなりません。両親を愛し、兄弟、親せきを愛し、友達、社会、国を愛し、さらに世界の人々を愛する。これを実行することによって、初めて世界に平和が訪れ、人類が共に生きることができます。日本の私たち、とりわけ世界連邦運動に従事する者は、中東和平実現のために努力して参ります。今回来日された皆さまには、愛の実践を信条としてたくましく成長し、愛し、信頼し合えるイスラエル・パレスチナ関係を築く、リーダーとなってください」と呼びかけた。

四方市長
四方八州男綾部市長

今後もプロジェクトの継続を
 「中東和平プロジェクト」の実施母体である世界連邦宣言自治体全国協議会会長の四方八州男綾部市長は、「私は今年1月、世界連邦宣言自治体全国協議会が作成した絵本『平和の種』を持って、イスラエル・パレスチナを訪問しました。多くの学校で子供たちにその本を渡し、キラキラ耀く目に接しました。両政府の外務副大臣、エルサレム・ラマラの両市長など、出会ったすべての方々は、このプロジェクトに心からの賛同を下さり、“日本こそ中東和平の最高の舞台です”と、日本の努力を求めておられました。私たち地方自治体のの活動はささやかですが、現地の人々をも動かしつつあります。“継続は力なり”です、こうしてはるばる来日してくださる遺族の会の若者たちの未来に確かな平和を見い出せるよう、これらも心ある自治体が手を結び中東和平を早期に実現させようではありませんか」と訴えた。

原さん
原芳道日本イスラエル商工会議所理事・ NPO法人「ピースキッズサッカー」特別顧問

虹のような国づくりを
 記念講演では日本イスラエル商工会議所理事でNPO法人「ピース・キッズ・サッカー」特別顧問の原芳道氏が、「レインボーカントリーって知っていますか?」のテーマで講演した。原氏は小金井市民で、イスラエル・パレスチナの子供たちを日本に招き、サッカーを通じて交流してもらう、「ピース・キッズ・サッカー」の活動を2003年に立ち上げた。ビジネスマンとして南アフリカ共和国に滞在した経験から、1991年のアパルトヘイト(白人による有色人種隔離政策)廃止後、黒人初の大統領となったネルソン・マンデラ氏の民族融和政策を紹介。「90年代後半に同国の新しい国作りとして実施され、世界から称賛を浴びた“レインボーカントリー(虹の国)構想”は、有色人種と白人の共存をめざすものでした。長い間殺し合いが続き、また、マンデラ大統領自身も、25年間も投獄されていました。初の黒人政権であるマンデラ政権の誕生後、黒人の間からは白人への報復を求める声が上がりました。しかしマンデラ氏は、白人への復讐ではなく、異なる色が美しく調和した虹(レインボー)のように、すべての人種や宗教が尊重され、共存共栄する道を選びました。こうした南アフリカ共和国のあり方は、紛争解決の一つの手本であると思います。中東和平も、話し合いによって必ず平和的に解決できると思います。未来を創るのは皆さんです。希望を持って、共存できる平和な未来を目指してください。必ずできると信じましょう」と呼びかけた。

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